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Mercedes-Benz E50 AMG
SPECIFICATION
"変化ではなく、進化"
Mercedes-Benz E50 AMG
歴史の流れ・・・・・・最近、W210に注目が集まっている。しかも、「前期」にという理由が分かった気がした。W124の時もそうであったように、人間とは愚かであり、素直に変化を受け入れることが出来ない。今はもう、新車として手に入れられないのである。
名機“M119”??銘車W124型500Eを生み出した心臓部は、説明不要の心地良さである。湧き上がるようなトルクと驚くような瞬発力に、誰もが感激に浸ること間違いなしである。この“E50”は、素材の良いエンジンに、レスポンスと軽やかさを増すという“AMG”メイクそのものである。魅力の重厚感が時に重苦しさにもなり得た前身に対し、“E50”の場合、重厚感はそのままに、軽快感が加わったと表現できよう。
後ろから押し出される加速??拡大した馬力と大径タイヤで、地を削りとるようなフィーリングが堪らない。旧来のジャジャ馬“AMG”を垣間見せる瞬間である。それでいて、セーフティ・ディバイスが万全の安心感を提供してくれるのだから、ついつい遊び心が出てしまうというものである。気が付けば、回転数を上げて、木霊する心地良いエンジン音を満喫する自分がいる。
優しさと労わり??エクステリア・インテリア共に、格段に華やかさを増した。堅牢や剛健、そして薀蓄だけでは、大切なフィアンセの心を満たすことは難しい。ドライバーやパッセンジャー、リアのどのシートに腰を下ろしても、無条件にリラックスできる雰囲気は、この“E50”だからかもしれない。“E50”は変化ではなく、進化したのである。
尚、当車両は1997年式(走行45000km D車)。数ある“W210”AMGといえども、いざ探すとなると難しいのが、この“E50”である。「来年あたりブレイクしそう」な“E50”、そして機関コンディション満点の一台を、大昭自動車販売がお勧めする。
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