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JAGUAR XJ-S V12 6.0 Convertible
SPECIFICATION
"ジェントルな格好良さ"
JAGUAR XJ-S V12 6.0 Convertible
「大人の格好良さ」が伝わるクルマである・・・・・・「何も分からん若造」など寄せ付けない、気高さも感じさせるのである。大きく一目で分かるクローム・グリルは個性的でありながら、無粋など皆無である。そこからリアへと流れる伸びかなフォルム、薄めで端正なリアエンドなど、どれをとってもジャガーらしさに溢れており、ジャガーファンならずも、街行く人々の視線を集めるに違いない。
本当にムーディーな香りに満ちている・・・・・・一つひとつの動作がゆとりに感じられるほど、日頃の喧騒を忘れさせるのである。それは、シリーズ最高峰のV12・6.0Lがもたらす内面性と上品なインテリアが奏でる外面性が上手くマッチしているからであろう。パッセンジャーとの会話も大いに弾むはずである。90年前後の贅を尽くされ、生まれた作り込みの良さは、現代の最高級外車にはない魅力である。
爽快感と華やかさ・・・・・・やはり、このクルマの最大の魅力は、自然との一体感であろう。ジャガーに元々備わる、気品ある華やかさに、なおのこと“Convertible”は彩を添えるのである。幌をまとったジャガーも、初老紳士のようで格好良いが、一層のこと、名映画俳優を気取って、オープンで乗りたいものである。最近にない厚太タイヤで、リアを沈めながら、ワインディングを走り去る様は、本当に映画のワンシーンを連想させるのである。
尚、当車両は1993年式(走行33000km D車)。ベージュレザーとオリジナルウッドなど、インテリアの各所が実に美しく、当時のジャガーらしさを満喫できる。Daishoがここにお勧めしたい。
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