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Lotus EXIGE
SPECIFICATION
"What is this ? "
Lotus EXIGE
「それにしても、魅力的なスタイリング」・・・・・・何とも形容し難い。一瞬、度肝を抜かれそうになる外観は、見る人を虜にして止まない。こうした、そこはかとない凄みを醸し出す雰囲気には、若い人からは新鮮な眼差しが注がれ、車好きの人生経験豊富な諸氏殿には、往年の“Lotus Europa”を髣髴させるものがある。いずれにしても、これぞ “Lotus”にしか創り出せない、個性溢れた業であることは云うまでもない。
そして、この“EXIGE”の魅力は、その魅惑的なスタイリングに止まらず、エンジン・レスポンスとハンドリング性能に尽きる。「その瞬間、瞬間の挙動が伝わってくる」という一見何でもないように思える基本中の基本を押さえているクルマは、今時にしては珍しい。しかも、僅か740kgの車重に、178psの心臓、確かな足廻りを持つスポーツカーを想像して欲しい。これをクロスしたミッションで操る貴方はきっと、鼓動の高鳴りを抑え切れない。それは同時に、「排気量&ハイパワー崇拝」という既存のスポーツカー概念に、一喝を入れられる瞬間でもある。こうした想像を絶する“EXIGE”の走りを、筆者はレマン湖畔ジュネーヴからスイス首都ベルンへと至る峠道で確認している。
こうした高い運動性能を裏打ちするだけの基本設計は、リフトアップされれば一目瞭然である。それでなくとも、数回のブリッピングを刻むだけで、奥底に秘めたポテンシャルを訴えかけてくること間違いない。こんなに興奮できるクルマなど、そうは存在しない。その走りは、アグレッシブな外観とは少々異なり、極めてクイックで、ソリッドなピュア・スポーツカーである。日頃の喧騒から解き放たれて、このような大胆(アグレッシブ)且つ純粋(ピュア)になれる“EXIGE”ライフを満喫することも、一興であろう。
この貴重な一台をDaishoが胸を張って、お勧めしたい。尚、当車両は2000年式&2002年登録(走行1000km D車)。「レーサーブルー」の車色とアルミ素材を基調とした内装のマッチングが絶妙である。そして、快適性だけでなく、曇止めなどスポーツ走行には不可欠なエアコン(op設定)が装備された魅力の一台である。
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